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双眼鏡を覗くとそこは2.5次元

舞台・ミュージカルの感想など気の向くままに書き留めておくためのブログです。(※個人の感想ですので気になる方はご遠慮ください)

3/1 ミュージカル ロミオ&ジュリエット(夜)

**劇場**

梅田芸術劇場メインホール(大阪)1階席最後列
かなり下手だったけど1番後ろだったし気楽に観れました。ロミオが下手から出てきたときは思わず「プリンス…!!」って。照明も綺麗だし本当に観やすい劇場だ~!古川くん効果なのか今回は可愛い女の子のお客さん多め。
 
▼キャスト感想(Wキャストのみ)
(※敬称略・推しに片寄り・ネタバレ含)
個人の感想ですので気になる方はリターン願います。
 
*古川雄大(ロミオ役)
第一印象は「このロミオは遊んでるな」です(笑)大野ロミオがキラキラバブなロミオだったけど、古川ロミオはベンヴォーリオ・マーキューシオと親に隠れて多少は悪いこと(?)もして遊んできたんじゃ…?って感じでした。多分ヴェローナ中の女をたぶらかしてます!でもチャラい軽いって意味ではなく。いいところの坊ちゃんで天性のモテ男って感じでイメージは花男のF4的な感じです。ベンヴォーリオとも対等に悪友って感じでした!2人とも楽しそうだったなあ。古川ロミオの陰の表現力はさすがでほんっっと~~に素晴らしかった!!「僕は怖い」は確かに忍び寄る死を感じ取ってたな。死とのダンスの表現力も…歌声も儚いけど力強くて、ソロはさすがでした。ダンスも歌も大野ロミオにはない表現力で素晴らしかったです。その分実際のロミオの年齢よりはもっと上に見えました。
 
*生田絵梨花(ジュリエット役)
やっぱり可愛くてキラキラしてた。2度目の観劇ってこともあって歌詞の1つ1つも意味を考えて聴くことができたから、より聴き入ってしまった~!古川くんが歌声が響くから生ちゃんも結構大きく声を張って歌ってました。ティボルトもあんな大人たちに囲まれた一家の中でこんな可愛い「天使」がいたらそりゃ好きになるし、唯一の癒しだったんだろうな、うん納得。
 
*馬場 徹(ベンヴォーリオ役)
大野ロミオの時はとにかく聖母って感じで、ロミオの兄貴分なイメージを持ったけど古川ロミオに対しては子供のころからの悪友って感じで夫人に対する「親の躾がいいから」って言うのもちょっと皮肉ぽさも感じました。ティボルトの死のあとの励ましも、古川ロミオは自分のやってしまったことの重大さをわかってる割としっかりとした嘆きだったから、大野ロミオの時にみたいに子供をあやす感じではなかったな。こういう演じ分けを観られるのも、Wキャストである醍醐味だなあ。
 
*小野賢章(マーキューシオ役)
ベンとのハモりがめちゃくちゃ綺麗でした!最後の死のシーンでは怒りと悲しみの配分で言えば、こちらは悲しみの割合の方が多かった気がします。平マーキューシオの時はキャピュレットもモンタギューも滅んでしまえ!っていう台詞賢章マーキューシオはジュリエットを愛しぬけよ…っていう台詞が心に残りました。
 
*渡辺大輔(ティボルト役)
アダルティ…!キャピュレット夫人との関係、めっちゃ想像してしまった…(笑)広瀬ティボの時は「甥に手だすとかまじか…」って思ったけど渡辺ティボと関係持ってしまうのは納得!夫を愛せない状況でこの人いたらいってしまうわ(笑)そして歌がうまい!こちらも怒りと悲しみの割合だと悲しみ(絶望諦め)って感じがしたかな。広瀬ティボは怒り憎しみって感じで真っ赤なイメージだったけどこちらはこの家に生まれてモンタギューへの恨みは大人たちに(強制的に)植えつけられたものでももうもう逃れられないし自分はこの生き方しかないって感じ。
 
*大貫勇輔(死役)
序章での踊りを見た瞬間に「イケメンだ」って思いました(笑)ただ古川ロミオを双眼鏡でロックオンしてたので、いつも気が付けば死がいて去っているという…カテコでは素晴らしいダンスを見せてくれました~!!
 
▼感想
 
トーリーが頭に入ってるから一層楽しめました。歌も覚えてきて聴いていて楽しかったなあ。「世界の王」めっちゃ楽しい!!Wキャスト全員は観られず残念だけど、同じキャストでも相手が違うとこうなるっていうのも感じることができて楽しかったです。
でも木下ジュリエットを観ることができなかったのは本当に残念…これCDとか出ないのかな?聴きたいよ~!!
 
せっかくなので両ロミオの印象も残しておきます。
 
★大野ロミオ
前回観たときのキラキラに加えてバブも付け足します。いい意味で本当に子ども!純粋無垢ピュアは彼のためにある言葉だ…今まで恋をしたことがなくて(ヴェローナ中の女をたぶらかしたようだけど)でも自分の為だけに生まれてきた運命の人がいるって信じててそれでやっっと出会えた運命の人ジュリエット!!!!って感じ。多分このロミオは遊びの恋というよりは「君とは付き合えないよ、だって僕の運命の人じゃないでしょ?」って真顔で言ってプライド高い女子を傷つけてきたんだ(笑)=たぶらかしてきた。「僕はそんなつもりないよ!!」って言うのも多分まじだなあ(笑)罪な男だなあ。だからバルコニーにジュリエットが「その名はロミオ」って言った時もめちゃくちゃ嬉しそうな顔してた。このロミジュリは「セカチュー」の2人と似たものを感じました。
大人たちに反対されて、でも自分たちの愛は本物でなんだって出来るって信じてて。
2人ともキラキラしてて本当にバランスがよかったなあ。2人が出会って世界がパアアって明るくなるのが見えました。最後本当にこの2人死ぬの?ハッピーエンドにしてあげれない?!って願っちゃうロミジュリコンビ。
 
☆古川ロミオ
このロミオはヴェローナ中の女を確実にたぶらかしてる~~~!(笑)でも嫌な奴じゃなくて爽やかイケメンなのでタチが悪い!今までたくさんの女と遊んできて、その中で自分を本気にさせてくれる女性に出会えなくてでも運命の人なんて本当にいるのかな…でやっっと出会えたジュリエット…!って感じ。ジュリエットとの恋も本当はいけないものだとどこかで分かっててだから一層、何か(死)が自分に近づいているのも感じ取ってる繊細なロミオ。死がいつも2人につきまとってるんですよね。だからそれを察してるロミオの方が少し大人で、そこの表現力が素晴らしすぎました。今までロミジュリ観たことない私が漠然に思っていたのはこっちのロミジュリでした。なんとなく陰なイメージがどこか漂ってて、観ててきっとこの2人ハッピーエンドで終われないんだろうなあって察してしまう感じ。
 
長々と私の主観で感想を書いてしまいましたがどちらがどうっていうわけではなく本当に2度観てよかったなあって思いました。同じ話なのに演じる人が違うとこうも印象が違うんですね。すごいなあ…ミュージカル!!でもその分木下ジュリエットが観れなくて悔しい…