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双眼鏡を覗くとそこは2.5次元

舞台・ミュージカルの感想など気の向くままに書き留めておくためのブログです。(※個人の感想ですので気になる方はご遠慮ください)

2/27 ミュージカル ロミオ&ジュリエット(昼)

舞台感想

 **劇場**

梅田芸術劇場メインホール(大阪)
メインホール初めて1階席で観ました!
1階席後方でも舞台が近くて段差もしっかりあってストレスフリーの見やすさです。
アクセスも良いし、椅子も座り心地が良くて高級感がある劇場です。
ジュリエット役の生ちゃん効果もあってか男性の方も多くて
男性トイレが混んでいるのは初めて観ました…!
 
▼キャスト感想(Wキャストのみ)
(※敬称略・推しに片寄り・ネタバレ含)
個人の感想ですので気になる方はリターン願います。
 
*大野拓朗(ロミオ役)
TVでしか観たことなくて大野くんのロミオが観たくてロミジュリ観ることにしました。
3匹のおっさんが大好きすぎて…大野くんかっこいいですよね~!
でもWキャストの相手みたら古川くんだし、歌とかダンスとか大丈夫なの?!
過去にエリザベート出てるみたいだけど、ミュージカルでの彼は未知数な状態で観劇しました。
でも歌とっっても上手でした!なんかもうキラッキラのロミオで…まぶしい!
ロミジュリ自体も初見であらすじだけ確認しての観劇だったので私の中のロミオ像とかもなくでしたが
思ってた以上に、キラキラまっすぐ穢れない世界で育ってきた美少年でびっくりです。
♪いつかの「どこにいるの?本当の恋人 僕の為だけに生まれてきた人」歌詞がぴったりでした。
ヴェローナ中の女をたぶらかしてきたって言われてたけど本当か?!
「そんなつもりないよっ!」っていう台詞がありましたけど本当にそんなつもりなさそうです。
1番罪なパターンだな、こいつ…!
1幕 ジュリエットと出会ってからの「他のことが見えない!一夜にしてが人生バラ色!結婚しよう!」
っていう感じが本当にそうなんだろうなあってくらいもうとにかく目がキラキラで。
2幕の友の死からのヴェローナ追放の絶望感との対比が強調されてて観てても分かりやすかったです。
もう思ってること感情が全部顔に出るというかストレートに伝わってくるロミオでした。
 
*生田絵梨花(ジュリエット役)
生ちゃんはリボンの騎士ぶりでしたが、こちらも大野くんに負けぬキラッキラぶりです…!
親はお世辞にも良い人たちとは言えなさそうなのになんでこんな良い子に育った?
負のオーラなんて全くなくて、この世の美しいものだけに囲まれて育ってきたんだろうなあ。
本当に「いつか」の歌詞が似合うロミジュリコンビだ~!
ロミオと出会ってからのバルコニーでの生ちゃんの表情がとにかく可愛くて…!
双眼鏡でしっかり観たいのに顔が小さすぎるのか焦点を合わせるのが難しい!!!
ロミオからの薔薇を受け取った時のジュリエットの表情が本当に嬉しそうで幸せそうでめちゃくちゃ可愛かったです。
そして歌も透き通っていて本当に綺麗な歌声…心が洗われる。
純真でピュアな心の持ち主だからこそ、神父に薬を貰って仮死状態になることすら躊躇いがなくて
「目が覚めたらロミオに会えるのね!」って薬飲んじゃうんでしょうね。
 
*馬場 徹(ベンヴォーリオ役)
とにかくかっこよくて優しくて母性あふれるベンヴォーリオが素敵すぎて…!
マーキューシオと2人で血の気の多いコンビかと思いきや
ティボルトとマーキューシオの決闘あたりからの複雑な表情が良くて
彼がメインじゃないときもどんな表情してるのか気になって双眼鏡でかなり観てました。
ロミオをあやす手や表情がとにかく優しくて…
ロミオとジュリエットの愛の物語ではあるけど、ベンヴォーリオのロミオへの愛情(友情)の物語でもありますよね。
アフタートークでは外人は慰めるときおでこにキスしたり抱きしめたりするのでそういうところも演技に取り入れたとのことでした。
「どうやって伝えよう」からも優しさが伝わってきたし、いわば彼だけが生き残ってしまった状態で
でもそこにもこの物語の意味があるんでしょうね。
とにかく歌も踊りも上手いし、素敵だった~!
 
*平間壮一(マーキューシオ役)
こちらは初めて拝見したのですけど、ぶっとんだ役を見事に歌とダンスと演技で表現されてて!
死の間際に「キャピュレットもモンタギューも滅んでしまえ!」「ロミオ、絶対ジュリエットと結婚しろよ」っていう反する2つの気持ちを持っている台詞がとても良くて、すごかったなあ。
なんかもうどっちも本当に思ってるんだろうなって。
私の語彙力ではすごかったしか出てこない…
アフタートークではとっても可愛らしくて普段はマーキューシオとは全然違う人なのかな?!
みんなに「ありがとう」って気持ちでいっぱいだそうです!
 
*広瀬友祐(ティボルト役)
セクシー!!!!まあ言えば悪役(?)ですけど「本当の俺じゃない」を聞いてると
ティボルトも大人の犠牲になった1人で、小さい頃からジュリエットを見てきたのに
ぽっとでの(しかも対立する)ロミオに奪われて苦しいだろうなあ、と思えてきました。
それが「本当の俺じゃない」に全て集約されていて!
そういうティボルトの葛藤がその1曲で表現できていたのが本当に素晴らしかった。
 
*宮尾俊太郎(死役)
死役っていうのが私的に結構衝撃的で…でもこういうミュージカルには割といますよね。
どんな役なんだ?って思ったら気が付けばロミオの片隅にいる…って感じで。
ロミオとの死のダンス、ラストのロミオとジュリエットの死のシーンでのダンス
素晴らしかったです~!ロミジュリの演技も観たいけど死も観たい…目が足りない!って感じでした。
この日はお誕生日&千秋楽だったようでおめでとうございます&お疲れ様でした!
 
▼感想
キャバレーを観たときも思ったんですが
普段2.5のスポーツ系ばかり観てる私にとってハッピーエンドじゃないって結構衝撃です。
帝劇ミュージカルは「死」がテーマになっているものが多いですね。
2つの家の争いの原因ははっきりとは語られなくて(他のロミジュリ観てないから他はどうかわからない)
理不尽に引き裂かれるロミオとジュリエットの怒り悲しみ絶望が、
主演2人の無邪気なキラキラ度も相まってより伝わってきました。
周囲の大人たちの理不尽さもあるけど、きっとロミオとジュリエットがもう少しだけ大人だったら
「死」という結末にはならなかっただろうに、観てて辛かったです。
でもこれきっとベン・マーキューシオ・ティボルトのそれぞれの表現力あってのことですね。
3人が3人とも違う感情を持って2人を見てるのが、もうみんな辛い…ってなりました。
さらにそれを支える大人陣の歌唱力が素晴らしすぎて…おおおおこれがミュージカル…!と圧倒される。
勝手なイメージでもっと陰な雰囲気のある物語だと思ってたので思ってた以上に陽なパワーが強かったです。
これは主演の2人のイメージのおかげでもあるのかな?(多分現代風な演出でもある)
 
Wキャストなこともあって、他の人はどう演じるんだろうって思いながら観てました。
古川×生田verも観劇ますので、それを観たらまた感想が出てくると思います。
その時はまた思ったことを追記します。