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双眼鏡を覗くとそこは2.5次元

舞台・ミュージカルの感想など気の向くままに書き留めておくためのブログです。(※個人の感想ですので気になる方はご遠慮ください)

3/16 ミュージカル アルジャーノンに花束を 大千秋楽

舞台感想
**劇場**
兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール(兵庫)
阪急西宮北口駅から直結!南改札からすぐでした。助かる~~!!!
ホールから漂う重厚感…こういう雰囲気好きです。素晴らしい舞台を観に来たんだ…って感じられる。
1階席は後方席でも舞台全体が綺麗に観えてむしろ全体把握するには良いのではないでしょうか。
私は真ん中あたりの席でしたが、表情まではっきり見えて双眼鏡不要でした。
椅子はやや固め、でも休憩を挟めば大丈夫です。
そして段差列はしっかり段差があるので前の席の人は全く被りません。
視界面でこんなにストレスフリーで観るのは最前入った時以来です。
スタッフも多いししっかりしていて良い劇場と出会ったなぁ。
 
▼キャスト感想
(※敬称略・ネタバレ含)
個人の感想ですので気になる方はリターン願います。
 
*矢田悠祐(チャーリィ・ゴードン役)
初主演おめでとうございます!!母の推しである矢田ちゃんの舞台はいつも観に行ってます。
今回は初主演ということで本当に楽しみにしていました~!!
でも矢田ちゃんコンディションは良くなかったのかな?喉も痛めてるようで心配しました。
決して矢田ちゃんの現場を数多く入っているわけではないですけれど、矢田ちゃんでもこんなことあるんだ…
でも贔屓目ではなく、そういうコンディションの中でも素晴らしい演技をみせてくれました。
手術前と後の演じ分け、もう声から表情から違っていて。
特にNY~ラストへ向けての恐怖絶望諦観羨望、たくさんの気持ちが渦巻いているチャーリー
後半はもう喉も限界だったのかもしれないです、台詞途中に咳き込んでいたり。
でも台詞や息遣いに感情が乗っていて、憑りつかれているといってもいい演技でした。
ラスト知能は元に戻ってしまったけれど笑顔を取り戻したチャーリーが本当に美しくて眩しくて尊くて。
こんなに誰かを眩しくて観ていられないって思ったのは初めてかもしれない…!
 
*蒼乃夕妃(フェイ・リルマン役)
フェイみたいに女であることを武器にして人生を謳歌している!っていうキャラ大好き~!
とにかく可愛い!こういう生き方は絶対できないけど憧れます。
2幕はどうしても重い雰囲気なんだけれど、フェイもシーンは楽しくて観てるだけで元気がもらえる。
 
*皆木麻帆(現ノーマ役)
声がかわいい!全員で歌っていても声が聞こえる!
素晴らしい舞台女優さんって感じでした。経歴見たら元アニーだそうです。
そりゃすごいですよね!
 
*吉田萌美(回想ノーマ役)
メスネズミのミニィとってもかわいかったです。
アルジャーノンと踊っている時はついつい目がそちらに。
 
*和田泰右(バード役)
なんだこのイケメン…!!!!
もちろん存在は知っていたし公式Twitterでも観ていたけれど、実物イケメン過ぎる~!!
そして声もいい!はぁ~また新たなイケメンの存在を確認してしまった。
歌も上手いし声がいい!(2回目)
 
*長澤風海(アルジャーノン役)
これまたすごい方を発見してしまった。一体どこのどなたなんでしょう?!
あんなにずっと踊っているのに音がしない。
小柄で可愛らしいのに軽々と矢田ちゃんを持ち上げていました。
2幕で狂暴になってしまうアルジャーノンの表現力も素晴らしい。
終演後感想をエゴサしていたら、この方のファンの人たくさんいて。
人気と実力のある方なんですね。出会いに感謝です。
 
*戸井勝海(ストラウス博士役)
*小林遼介(ニーマー教授役)
全員そうですけど舞台上で着替えつつ色々な役兼務してて本当に凄い。
特にこの2人は兼務の役のふり幅が大きかったのにすぐ切替えてたんですよ。
教授からパン屋って…!(笑)歌も上手いしハモリも聴いてて気持ちがいい。
 
*水 夏希(キニアン先生役)
矢田ちゃんの喉が安定してなかった分、キニアン先生の台詞や歌は安心して聞けました。
当たり前だろうけど歌はもちろんうまいし、台詞の一言めの発声がとても心地いい。
スルスル頭に入ってくるんです。これは舞台を観てる上で本当に大切だしありがたい。
舞台って巻き戻せないし、今なんて言った?!って思ってたら場面は進むし、台詞が聞き取れないってストレスですよね。
あと個人的にいつも気になっているんですけれど、元宝塚の人の「〇〇受付」っていうのあるじゃないですか。
あれが一体何なのか気になっています。無知ですみません。ご存じの方いればご教示下さい。
 
▼感想
 
最近気づいたんですが、私ストーリーあらかた頭に入れてないと舞台に集中できないタイプでした。
話知らないとどうなるんだ?いつまで続くんだ?ってかなり考えてしまうんですよね。
それが普通だと思うんだけれど、終着点を知ってる方が安心して見れます。
だから舞台も2回以上観るようにしてるんですが、今回は兵庫公演1回限りということなので原作を予習して臨みました。
原作は最初はひらがなで読むのは大変だし、知能が高くなると言ってること分からないし(笑)
あと結構性に関する台詞やシーンも多くて、これ矢田ちゃんがするの?って不安もありつつ
そもそもこれどうやってミュージカルにするんだろうって期待もありつつでした。
 
まずこの舞台暗転がない!ずっと舞台に誰かがいて真っ暗にならないです。
すごいですね、私が観てきた舞台の中でこんなことは初めてでした。
暗転がない分、矢田ちゃんは出ずっぱりです。矢田ちゃんにお水を!と何度思ったか。
暗転多いと集中が切れてストレスにもなるのですが、これはある意味ずっと集中モードで観るので疲れます。(こればかりはチョコを持参した自分を褒めたい)
でも世界観に集中して入り込めて、自分 対 舞台 でずっと観れるんです。他の客に意識が行かない。
 そのせいか観客も私語や物音も少なかったように感じました。これは発見です。
 
台詞のような歌のような、なんとも難しそうな歌ばかりでした。
それにずっと誰かが舞台にいてメインの2人以外は役の兼務も多くて場面の切り替えも多かったのに
全部自然に観ることができました。照明の使い方かな?演出が素晴らしいです。
歌は同じようなメロディが何度も出てくるのにその時によって歌詞が違う、けどメロディは一緒だから耳に馴染んできて楽しかったなぁ。
ミュージカルは歌覚えてきてからが一層楽しめるものだと思ってるから1回しか観れない今回は助かりました。
上にも書いたように矢田ちゃんは喉が潰れていて本来の実力は出せていなかったけれども
役として歌う>うまく歌う、という感じできっともっとうまく歌えるんだろうけど役に入り込んでました。
そして音楽は生演奏です!もう豪華すぎる!!
 
原作を読んだ時はラストで、ん?!結局どうなった?という感じで(理解力が乏しくてすみません)
舞台だとその私の理解力のなさを演出照明役者の素晴らしい演技で十二分に補って頂きました。
本当にラストの矢田チャーリーがもう美しすぎてこの世の物とは思えない尊さ…
チャーリーに待っているのは「死」なんだなぁと。
それでも「賢くなれて嬉しかった」と無邪気に伝える姿が辛いけれど強くてかっこよくて。
原作よりもチャーリーのことを最初から「モルモット」「実験」と言い切ったことが、このラストを演出していたと思います。
 
きっとセットとストーリーがリンクしていたり、それぞれの表情だったり、もっと細かいところまで観たかったなぁ。
1回じゃストーリー理解が精いっぱいでした。
東京も観た人の感想だと、演出が変わったり矢田ちゃんの演技も日に日に変わっていったそうで
まさにチャーリーじゃないか!と思ったり。
東京では歌どうだったのかな?万全な状態のものも観たいけど話は重いからDVD買っても繰り返し見るのはつらいかな。
でもせめてCDだけでも欲しい~!お願いします!!
そしてカテコで矢田ちゃんも言ってましたが是非再演お願いします!
他の役者の方も矢田ちゃんを見守っているのが演技からも最後の挨拶からも伝わってきて
こんな素晴らしい舞台で主演するなんて…本当に矢田ちゃんすごい。
最後はスタオべ、真ん中に立つ矢田ちゃんに素晴らしい景色を見せることができて嬉しいです。
それ以上にこちらは素晴らしいものを見せてもらったので本当に感謝感謝です!
帰りは母と矢田ちゃんにはもう手の届かないくらい上へ上へ登っていって欲しいねって話しました。
 
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毎度長いかつ観てない人には伝わらない感想で申し訳ないです。
いつもアクセス頂いている方、ありがとうございます。
(デザイン変えようかなと思いつつ、定まらないままです。)