双眼鏡を覗くとそこは2.5次元

舞台・ミュージカルの感想など気の向くままに書き留めておくためのブログです。(※個人の感想ですので気になる方はご遠慮ください)

ワナドゥ手帳「演劇」のすすめ

みなさんは舞台観劇後、感想やチケットなどどうしているんでしょうか。Twtterやブログにレポを書いたりかと思いますが、私はアナログ人間なのでこちらのノートを使用しています。

 
LOFTで販売されているワナドゥ手帳シリーズの「演劇」です。
ノートの中身ですが
*観劇日
*劇団名
*劇場
*演出
*出演者
*スタッフ
*感想
*評価
*Detailチェック欄
*チケットorフォト貼欄
 
2ページで1公演分の感想を書くことができ、細かく書くことが決められていますので感想を書くのが苦手な人でも書けると思います。特にDetail欄は照明や演出、衣装について等細かく感想を書くことができます。今までチケットは捨ててたんですが、このノートに書き始めてからは記念にノートに貼っています。ちなみに私は上の項目は無視して自由に書いてます。このノートを遣う意味…って感じですがノートの書き心地と大きさがちょうどよくてずっと使っています。1冊で50公演分書けます。このブログをご覧になっている方が1年でどれくらい観劇されるのでしょうか。私は1年で1.5冊くらいです。ちなみに私は同じ公演でも観るたびに書いています。ブログに書く方が長くて早く感想が書けるのですが、イラスト描いたりチケットやフライヤーが貼れるのでノートを重宝しています。ブログは下書きも兼ねていますので、ブログに書いた後ノートに感想を書いています。中はこんな感じです。
 
 

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感想部分はモザイクかけていますので見にくくてすみません。公演を観に行くと2.5次元系はだいたい大千秋楽のライブビューイングのチラシが入ってるのでそれを貼ってます。公演のフライヤーは大きくて貼れないことが多いんですが、あのチラシはペラペラだしサイズも大きくないので貼るのにちょうどいいんですよ。とにかくその時のキャストのビジュアルを残しておきたくて。イラスト描けない人でもこれで華やかになるのでおすすめです。
 

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これは公演のフライヤーの裏面のキャストビジュアルが可愛かったのでチョキチョキ1人ずつ貼ってみました(チケットを貼るスペースがなくなってしまいましたが)出演者の名前を書く欄もあるんですけど貼っていれば見返した時に確認できるので出演者は出来るだけ貼ってます。頭空っぽにして観てめちゃくちゃ笑ったけど「楽しかった!」くらいしか感想書けない時はとにかくたくさん貼っています!
 

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出演者が多いと推し校だけ貼る傾向にあります(すみません)でも出演者についての印象を書く場合はイラストにも限界がありますのでさくっとフライヤーを貼って吹き出し形式で簡単に感想を書いてます。勢いで買ったローソンコラボの手嶋マステをついに使う時が来た…!!ここぞとばかりに貼りました。そしてマステを貼るだけでかなりにぎやかになることに気が付く。今までマステの良さわからなかったけど剥がせるし可愛いし100均でも種類多いしこれは良いですね。
 

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舞台決定直後のフライヤーってタイトルロゴくらいしかないものも多いですよね。そしてビジュアル付フライヤーを手に入れられぬまま初日を迎えることも多々あります。キャストビジュアルがないフライヤーでも舞台のロゴだけ切り取って貼ってます。タイトルロゴってその作品の雰囲気が出てるので好きです。何気なくロゴを見てたという人は是非注目してみてください。ロゴを貼るだけでも雰囲気でますよ~!ロミジュリもロゴと裏面のキャスト宣材写真だけ切り取って貼っています。あとは舞台のイメージっぽいシール貼ったり。ロミジュリ大野生田ペアはほわほわしたハートシールたくさん貼って、古川生田ペアはラメの結晶シールをちりばめました。同じ舞台でもWキャストだとこうも印象が違ったのかっていうのもぱっと見て分かります。
 

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テニミュに関しては何十公演入るので基本的に貼るのはチケットのみで、あとは日替わりネタが多いのでそれを書いたり誰とハイタッチしたかのメモに使ってます。前アナ後アナ日替わりネタアンコール担当客席降り書くだけで1ページ埋まってしまうテニミュ恐ろしい。あとはTSC特典でもらえるポストカードも大量にあるのでせっかくなので貼りました。あとは可愛かったベンチでのキャラのやり取りをイラスト描いたりです。この回は忍足日替わりでサンシャインを初披露して、アンコールで岳人もサンシャインした日なので端っこにサンシャイン忍岳書きました。
 
こんな感じでした。後ろには主要劇場の座席表が合ったり、MyBEST10俳優/女優を書く欄があったり、気になる公演チケットをメモできる欄もあります。使いこなせれば観劇ライフが一層捗るのではないでしょうか。私は他に公演記念でもらってどう保管しよう…って思ったものを貼ってます。主にポストカードやシールが多いですね。私は欄を無視しまくって自由に書いてますので特にこのノートの悪い点は思いつきません。上でも述べたように書き心地が良いのと程よい分厚さなのでペンが裏うつりもしません。1冊終わった時点でMyBEST10ページを利用してベスト10俳優/舞台なんかも書いています。あと感想ノートを書くようにしてからはただなんとなく舞台を観て「楽しかった~」で終わることがなくなりました。今のシーン良かったからノートに書こうって思うと自然と記憶力が身に付いてきましたし、最近は曲も覚えられるように!人間って凄いものです。是非みなさんも機会があったらLOFTで手に取ってみて下さい。
 
4月は、ハイステ、ダイステ、氷帝チムライ、ドラえもんと怒涛の2.5次元舞台続きです。観た後に時間があれば感想もあげたいと思います。前回記事にスターつけて下さった方ありがとうございました。

4/2 ミュージカル 刀剣乱舞~三百年の子守唄~

**劇場**
梅田芸術劇場メインホール(大阪府)1階16列
刀ミュ初観劇ですが、完全に付添いです。でもこの舞台のチケットは非常に貴重だということは十分わかっていますのでしっかり観よう!と思って観劇しました。話もキャラもストーリーも予備知識なし(ゲーム未プレイ・前作は1作目をBSで観たくらい)で事前にパンフレットで予習した程度での観劇での感想になりますので、ご了承ください。
 
▼キャスト感想
(※敬称略・ネタバレ含)
個人の感想ですので気になる方はリターン願います。
 
*崎山つばさ(石切丸役)
 
石切丸の闇落ちとか情緒が不安定だとか事前に情報は得ていたのですが、私は石切丸さん初めましてなのでそこまで気になりませんでした。突然大倶利伽羅とバトり出した時はどうした?って思ったし戦が嫌だと言い出したのもハテナだったけど、初見だったのでこんなキャラなんだ~って思ったくらいです。彼は戦キャラじゃないんですかね?まあそこらへんは前作を観てない自分が悪いということで、観劇中は深く追求せず観てました。続投キャストでしたので演技が非常に安定しててよかったです。でも石切丸というキャラについてはよくわかりませんでした。2部で近くを通った際は非常に綺麗でした。
 
*荒木宏文(にっかり青江役)
 
出番少なくないですか~?!ソロなし?!勿体ない。足が長くてとても美しかったです。 これだけしか出番がないのに存在感があったのでそれは彼だからこそなせる業だったと思うのですが、それにしても出番が少ない。もっと歌聴きたかったです。2部でのピチ衣装がとても良かった。他の刀剣男子たちとの良い距離感を保った関係性が素敵でした。
 
 
出番多くないですか~?ソロ多くない?!(笑)主役なんですか?1曲目はバックの音楽が爆音すぎたしキーも高いし歌詞は聴き取れませんでした。無念。歌はうまいし演技も安定してるしキャラはおもしろいしめっちゃおいしい役だな~!私の席の周りは村正推しの方がたくさんいました。本編では村正が程よく笑いを取ってくれてだれることなく見れたな~っていう印象です。2幕はたくさん村正さん通ってくれたんですけど微笑んでるだけでファンサじゃん。
 
*spi(蜻蛉切役)
 
ビジュアルから想像してた声よりも100倍優しい声だったので最初は誰が喋ってるかわかりませんでした。そして歌がうまい!パンフみてたら何でもできる人(?)みたいでそりゃすごいわけだ。
 
*横田龍儀(物吉貞宗役)
 
可愛いは正義って彼の為にある言葉だと思いました。最初歌いだしたときは歌もダンスもズコーって感じだったけど、途中からなんかもう可愛いしか出てこないんですよ。こういう場合「可愛いから許す」と「あざといからイラつく」のどちらかだと思うんですが、完全に可愛いから許させる側の子だ。パンフで「声が似なくて悩んだ」って書いてあって、うんうんなるほどな~これは2.5ならではの悩みだなと思いました。どう乗り越えたかとかも書いてあったのでそれを含めてみると、そっかぁ頑張ったんだな~と何目線なんだという目線で彼を観てました。なんかもうとにかく可愛いは正義です。観たらきっと分かると思います。
 
 
ソロなしかーい!!!なんで本編は歌に偏りがあるんですか?知識がないのでわかりませんがキャラによって歌わないとかあるんでしょうか。ストーリー上見せ場があるだけにっかりよりはマシだと思いますがその分、センター立った!歌う?歌うのか?歌わんのかーい!!!を心の中で繰り返してました。財木推しの母*1はソロなしにかなりへこんでました。冗談抜きで「ねんころり」と「からからと」しか歌ってないですよね?めっちゃかっこいいし人気キャラなのに謎です。でも殺陣はかっこよかったし数少ない歌パートでもうまかったし贔屓目なしにかなり良かったと思います!特に吾兵とのくだりはベタだけどそれがよかったです。今回のお話はここで感動するとか笑うとかわかりやすくて、この台詞は後々の伏線とかもなくて、とにかく”今”のシーンを楽しんで観てればよかったので楽でした。
 
▼感想
 
1幕2時間15分?!???!?!Twitterで流れてくるのでは2幕ライブのファンサレポだらけだし本編はおまけでライブメインだと思っていました。OPでとーけんらんっ♪生で聴けたときはめっちゃあがりました。おお~これが噂の!!長すぎって心配していたけど本編はきちんと起承転結があって、まあストーリー上の盛り上がりには欠けたように思うけど面白かったです。中身はあるようなないような、最後徳川家康が死ぬときに出てきた信康についてはよくわかりませんでしたが、小さい疑問はスルーすれば楽しめる内容だったと思います。でもこれは好き嫌いの分かれる雰囲気のストーリーなのでは?私は好きです。ちなみに私は歴史まったく詳しくありませんがそれでも大丈夫でした。それよりもセットがまさかあれだけでオール映像なことにびっくりでした。梅芸でまさかのセットこれだけ?!もったいないよ!前回観たのがロミジュリだったので比べるのもどうかと思いますが、セットの差に驚きました。ダイステ・ハイステにも言えることだけど映像に頼りすぎるのって舞台でやる意味ないんじゃない?って少し思います。場面転換の都合上セットでは表現しきれない部分はこちらが想像で補うわけで、映像で何もかも表現されると(空とか)それは違うんじゃないかなぁ。話がそれました。映像がない時は舞台上が物足りなく見えたのでそのへんは勿体ないな。
それにしても座席運がなかったのかなんなのか。推しキャラが出てくると「きゃあ!」って言う人ばっかりだったんですけどこの舞台は推しが出ると思い思いに感情を声に出していい舞台なんですか?終始推しが出ると連れ同士で喜び合ってました。横の人は刀剣男子が赤ちゃんを俺たちで育てよう!と話し合ってるくらいから腰が限界なのかずっとモゾモゾ動いてたし集中力がないのか体ボリボリ掻いてました。梅芸で30分も座ってられないなら観劇向いてないよ…村正が出てくると微動だにせず双眼鏡かまえてたので村正ずっと端に立っててくれって思いました。こんな客層の舞台だったら私通えない…今後も通うことがないことを祈ります。
2幕のライブでは客席降り1曲だけなんですね?!割と全体を眺められる席だったので色んな人を見ましたがうちわのファンサ返してもらえるのって選ばれし人だけなんだ。とにかくファンサレポが大量に流れてきてたもんだから、なんならライブ中はずっと客席に降りてファンサし続けるくらいに思ってました。どう考えてもレポとファンサもらってる人の数が比例しない気が…みんな妄想?梅芸は3階まであるので大変だ。個人的にライブパートなくてもいいんじゃないかって思うんですけど、周りはめちゃくちゃ楽しそうだったので貴重な体験をさせてもらったなという感じです。ライブでは太鼓がすごかったです。観てるだけでノリノリになりました。
思い返して書いてみるとなんだかあまりいい印象を持たなかったのかな、私(笑)そんなはずはない。本編の歌は耳に残る歌が多くていい歌だな~って思いました。座席で集中して観ることができたらもっといい印象をもったはず。座席って大切だ。自分の観劇中の振る舞いでその舞台やキャストの印象を悪くすることもあると思うので気を付けましょう。
 
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私的に興味の持てる舞台とそうでない舞台があるんですがその違いはなんだろうと考えてみて割と納得できる答えが出ました。はじめはスポーツ系が好きなんだと思ってたんですけど突き詰めるとその舞台の元(原作)が男性向けか女性向けかな気がします。アイドル系や殺陣系舞台は原作が乙女ゲーがことが多いですが、そういうのに全く興味が向きません。なんでなんだろう?そこに自分が介入したくないのかもしれません。うーん、話がそれました。前回の記事にスターつけて下さった方ありがとうございました。

*1:何人推しがいるのかとお思いの方いらっしゃるかもしれませんが、なんと推しが5人いて全員に同じくらいお金・愛をかけている

超個人的2016年ベスト10俳優

下書きにこの記事が残っていましたので今さらですがあげます。
 
ただ単にこの俳優・キャラが好き!というのではなく「2016年」の「ベスト10」を決めたかったのでこの1年に観た舞台での感想で決めました。できれば、後から見返した時に「この年はこの俳優に感動したんだ~」って振り返りたいので。もったいぶるほどのものでもないので、1位からサクサクあげていきます。(敬称略)
 
 
1 井阪 郁巳
 
オイオイ好きなキャラでは決めないんちゃうんかいと思われた方すみません。好きなキャラを演じた俳優では決めないと決めた上での1位です。過去記事でも触れていますが、私はとにかくテニスの王子様に出てくる忍足侑士が大好きです。もはや推しです。そして3rdシーズンにもいよいよ氷帝が出てくるということでとにかくワクワクソワソワドキドキしていました。でも実際公演がはじまってからはむしろ良いのはビジュアルくらいで歌もダンスもまあそこそこだし声も高いしなんなら羆落としの時床に手ついてるし、う~ん悪くないけど良くもないという感じでした。氷帝最初の公演の感想を見返すと忍足についての感想は「声高い、あとはそこそこ、胡散臭さのない爽やか100%の忍足」しか書いていないという。でもこの忍足を推せるかといえば答えはイエス、歌もダンスも声の高さもだんだん成長していってくれればいいんです。ただし羆落としのその手はノーだ!!!!!!とにかく羆落としの時に床についている手が許せなくて毎日アンケに書きました。(過激派ですみません)帰ってから1stも2ndも原作もアニメも見返してやっぱり手なんてついてないし、なんなら手ついてるのによろよろしてて大阪公演中はずっと憂鬱な気持ちでそのシーンは双眼鏡構えてました。そして愛知公演、またあのよろよろ羆落としを観ないといけないのかって憂鬱に双眼鏡を覗くとなんと手をつかず完璧な羆落としを決めてくれる忍足がいたのです。泣きました。めちゃくちゃ完ぺきでした。忍足侑士そこにいる…この1週間で何があった?!アンケにも感謝の気持ちを書き殴りました。だんだん声も低くなって表情というか纏うオーラも忍足になっていってくれました。普段は忍足と真逆な性格できっと大変だろうと思います。でも3rdシーズンの忍足もこうして推せるのは彼のおかげだし忍足を演じてくれてありがとうという感謝と忍足を演じるための努力に尊敬の気持ちを込めて2016年の1位は井阪郁巳さんとなりました。
 

2 鯨井 康介

 
これまた好きなキャラを演じている俳優ですみません。鯨井さんについてはテニミュの某事件を筆頭にそりゃもう前々から存じておりました。でも当時の公演はDVDでしか観ておらず「すごい人」程度の認識でしたがペダステで私の好きな手嶋を演じるとなってまあこれなら安心だなって思ったのを覚えています。でも実際観たらもっとすごかった。手嶋がもっと好きになったし鯨井さんも好きになりました。なんで今までちゃんと彼のお芝居観てこなかったんだろう、後悔!!役を通して彼の人柄まで伝わってくる。2.5次元舞台で「好きなキャラ」を「誰」が演じるかって最大の問題だと思います。キャラに対して思い入れが強い分、その役者の演技やビジュアル、ひいてはその役者の日頃の言動にまで目がいってしまいそれが無理ってなってしまった場合ただただしんどいんです。なので大好きな手嶋を演じてくれてさらに手嶋を好きになれたことが本当に感謝です。そのノリと勢いで青春鉄道2を観に行ったんですけどこれまた面白くて!あと声が良くて歌がうまい。これからは鯨井さんのお芝居を観ていきたいです。2017年中にストレートプレイを観ることが目標です。
 
3 三浦 宏規
 
テニミュに彗星のごとく現れた三浦の宏規ちゃん…キャスト発表されてあーだこーだ言っていたオタクを演技と歌とダンスで瞬殺で黙らせた逸材です。よくぞテニミュにきてくださった。氷帝推しててもちろん今までも跡部様にピギャーってなってたんですけど三浦くんの跡部に出会えて真のメス猫になれた気がします。オーラと存在感は他を寄せ付けぬものがありそれはまさに跡部そのもので、唯一無二の跡部をこの世界に爆誕させてくれたことに圧倒的感謝です。「跡部はバレエを踊るのか」という解釈は賛否両論(さらに六角公演で過熱することになる)ありましたが、それさえもとびぬけた才能と努力で黙らせた。そんな三浦くんを観て初めて生身の人間がキャラを演じる意味に気が付けたように思います。さらに素の彼には驚きのバブみがあります。現状でこんなに素晴らしいのにまだまだ発展途上なことが末恐ろしいですが、もっともっと高みへ上って行く彼が楽しみです。
 
4 古田 一紀
 
例年以上にテニミュ一色だった2016年ですが彼ほど舞台上で安心できる人はいませんでした。どの公演も安定して同じ舞台を見せてくれるんですよ。同じというと語弊がありますが、テニミュみたいなロングラン公演ってそりゃ体調悪い日もあるだろうしそれはわかる。わかるけど今日が初めての人もいれば最後の人もいるわけで、その中で毎日ベストテンションなものを見せてほしい。今日はあんまりだったな、明日はうまくいくかな、成長したなって思いながら観るのがテニミュの醍醐味であることも理解しているんですがプロである以上完璧なものを見せてほしいと私は思うわけです。氷帝戦での補欠戦で彼が歌いだす時は安心して聴けたんですよ。「今こうして繰り返される毎日、1日たりとも気を抜いたことなんてない」という歌詞があるんですがそういう歌詞を与えられるだけの信頼と努力の積み重ねがあったんだろうなと想像できます。舞台を降りたあとの言動はまあ色々と意見が分かれるところですが、そういった発言をする上で自分に対するハードルが上がることもわかっていると思うので今後も板の上でどんな芝居を見せてくれるのか楽しみです。
 
5 田中 涼星
 
テニミュ卒業してからの作品を観て思った、こんなに器用で多才な人だったのか~!!!なによりスタイルが良くて顔がかっこいい、その上こんなに振り切った演技もできると?!天は何物を与えるんだろう。何も観劇する予定がないってことで思い立って青春鉄道2を観に行って、正直原作も知らないし東日本の電車も知らないしノリについていけるかな~と思ったんですがめちゃくちゃ面白かったです!ネタは半分もわからないけど笑えたのは彼のおかげが大いにあると思います。これで歌えたら最強だと思うから歌も頑張ってほしい。仕事はコンスタントに続いてるしとにかく舞台映えするしこれからの可能性無限大すぎる。
 
6 北乃 颯希
 
2016年は彼に感謝の1年になりました。とにかく元気でかっこいい岳人を演じてくれていつも元気をもらっていました。ベンチではやんちゃすぎるところもあるんだけど「かわいい」岳人じゃなくて「男前な」岳人寄りのキャラ作りが私好みでした。氷帝時パンフで「自分は1回嫌われたから好かれるタイプ」と答えてたんですが、それまさに岳人や~!!!2ndでの氷帝R陣+他校にまで愛されている岳人に慣れ過ぎていたけど本来岳人ってこういうタイプだと思うわけです。試合前に「負けるの青学」っていう奴が好かれるわけがない。岳人って顔は可愛いけど本人はそういうの嫌なんだろうなって思うし誰よりも性格は男前だと思うので2ndのキュルキュル岳人は解釈違うなって思うこともありました。だから男前な岳人で新たなD2のアプローチが観れたことに感謝です。キャラとしては忍足が好きなんだけど岳人役の俳優のほうが好きになる傾向があることに3周目にして気づく。ツイッタ―更新してくれるだけで元気100倍です。いつもありがとう。
 
7 古川 雄大
 
なんて素晴らしい人を見つけてしまったんだ…という気持ちです。テニミュ1stをDVDで観たときはイケメンだな~くらいにしか思わなかったのに。黒執事を初めて観劇するにあたってWOWOWで放送してたリコリス古川セバスver観て、歌うまいしかっこいいし舞台の世界観好き過ぎるしこの人何者~?!?!と仰天しました。サーカス編を観劇してすっかり魅了されてついにはロミジュリのチケットまで取ってしまうという。黒執事自体2.5次元ミュージカルという枠でいいのかってくらいセットと世界観が素敵すぎて今までスルーしてたことを後悔しました。松下セバスverも観て勿論よかったんですけどギャグテイストが減った古川セバスのほうが好みかな?話がそれました。古川くんの出る舞台はこれからも絶対観たい。(今はロミジュリ観劇を経てさらに好きになる。)普段DVDそんなに見返すことはないんですけどリコリスめっちゃ観てます。早くサーカス編のDVD届かないかな。ロミジュリCD化してください~~!!!
 
8 佐藤 祐吾
 
私の中で彼がやるなら大丈夫だろうと思える存在になりました。NARUTO、ペダステと観て、なんかもう安定感がある。観る前は正直大丈夫かなって思ったけど観ていくうちにキャラ作りに対して信頼できるな~と。本番までに仕上げてきてくれるって思える。顔は良いけど何やっても一緒だな?という俳優が少なからずいる中でこういう人は本当に信頼できる。聖ルドに引き続いて六角も出てるから今年いっぱいはテニミュで忙しいだろうけどこんな素晴らしい逸材をテニミュに縛っておくのはもったいないなぁと思いつつ…気が早いですがテニミュ卒業後これからどんな役をするのか期待します。
 
9 陳内 将
 
テニミュぶりに「また逢おうと竜馬は言った」「黒執事」と連続して陳内さんを観ました。なななななんだこの全てのポテンシャルの高い俳優は~~~~?!?!??!!仰天です。テニミュの時から器用な人だなって思ってたんですけど本当にすごい。特にキャラメルボックス「また逢おうと竜馬は言った」では2時間マイクなしで出ずっぱりの主役をしてたんですけど素晴らしかったです。あんなにイケメンなのにポンコツ役になりきってて、キャラメルボックスファンの人も「彼すごいね」って言ってました。写真よりも実際の演技を見ると伝わってくるオーラが他の若手俳優にはないものだなって感じました。
 
10 三津谷 亮
 
母の推しなので2016年は久々に三津谷さんたくさん観ました。彼はSNSの使い方が本当に素晴らしい!これは安心して推せるだろうなぁ。プライベートのことは書かなくて仕事のことしか書いてないんだけど毎日更新しててファンへの感謝と愛情が伝わる。しかもブログとツイッタ―とインスタやってるのに全て使いこなしている…?すごすぎる。しかも過去に演じたキャラのこともめちゃくちゃ大事にしてますよね。全若手俳優は是非見習ってほしい。過去に何かで読んだのですが毎日SNSを更新する理由が「自分がファンなら更新がないとどうしたんだろうって不安になるから」だそうで。素晴らしすぎる…これから推しを見つけたい人は彼を推すべきだ。演技というよりはファンや演じる役に対するスタンスが素晴らしいと思いました。
 
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今だとまた順番が変わる気がしますが2016年末のメモだとこうでした。私が去年1年間に観た舞台で決めた狭い世界でのランキングですので深い意味はありません。ご覧になっている方の推しさんがいた場合、その俳優の推しではない私が観てこう思ったよくらいに感じて下されば幸いです。こう振り返ってみて気が付いたのですが、私は俳優そのものの人格(?)にあまり興味がないようです。もちろんDVDのバクステやSNSを見てていい人なんだろうな~面白い人だな~と思うことはあります。でも舞台上で見せてくれる演技歌ダンス表現力存在感が全てでそこで俳優を評価しているんだと気が付きました。若手俳優にはまって数年経ち紆余曲折あってたどり着いた応援スタンスですが、自分的にもこれが1番楽なので引き続き自分のペースで観劇していこうと思います。
 
改行なしの方が読みやすいのかな~と思い今回は改行少な目で書いてみましたがどうなんでしょうか。試行錯誤していきますので宜しくお願い致します。

関西の劇場について

 劇場に関する感想を観るのが好きです。
主に東京の劇場について書かれている方が多いので、いつか行ってみたいなと思いつつ拝見しています。今回は関西の主な劇場をピックアップして私の感想や印象など書いていきます。個人の意見となりますのであしからず。キャパは公式サイトより。
 
●メルパルクOSAKA
舞台:テニミュ
アクセス:JR・御堂筋新大阪駅
キャパ:1010席
 
私が1番お世話になっている劇場で、1階も2階も観やすいし大好きです!ただトイレ和式なのどうにかならないのか、それだけが不満です。でもトイレ内にもスタッフがいるので回転は速いです。1階席は5列くらいまで段差なしだから結構見にくい…でも見えないってほどじゃないです。1階席は中央通路前のセンターが観やすそうだから1回座ってみたい(関係者席だけど)2階でも十分舞台が近いです。2階1列は手摺が邪魔ですが。個人的にはメルパルクに慣れ過ぎて他の劇場だと観にくく感じることさえあります。ただサイドは結構見切れます。テニミュは複数回観るから色々な角度で観たいからいいけど。今度ナルステもここで観るので楽しみです。2回最後列…どうだろう。長時間座っていてもお尻も痛くならないのでマチソワでも大丈夫です。ちなみに新大阪なだけあって、お店もまあまああるので時間もつぶせます。近くにはスタバ・ドトール・サブウェイ・モス等々。遠征組も21時までに終わってくれれば十分最終電車に間に合うんじゃないかな。ロビーも広いし椅子もまあ多い、スタッフもしっかりしてます。
 
 
梅田芸術劇場メインホール
舞台:ナルステ初演、ハイステ、ロミジュリ2017
アクセス:JR大阪駅、阪急梅田駅
キャパ:1905席
 
私にとっては超なじみのある場所なんでスイスイたどり着けるけど、地方から来た人にとっては駅から歩く印象かもしれない。慣れればすぐたどり着けます。3階席は果てしなく遠い…ハイステを3階席で観たときは二度とここでは観ないと誓いました。それくらい遠いし客席降りがあった日にゃ疎外感しかありません。ライビュの勢いです。いや表情が見えるだけライビュのがましだ。でもミュージカルとかセットが凝ってる舞台なら3階でも綺麗に観えるのかなあ。それに3階席はB席で値段も5,000円~なんでとりあえず観たい時はいいと思います。ハイステは3階席でも6,800円とかだった、許すまじ…!!1階席は後方でも観やすかったですし、思ってたより舞台も近いです。ロビーは広いけどそれ以上に人が多いからなかなかごった返してる。とにかく人が多い…お花も飾る場所がたくさんあるのでいつも華やかです。梅田なのでもちろん時間潰しや買い物何でも出来るし路線も多いからどこでも行けます。今度ここで刀ミュと氷帝チムライあるのでライブになるとどうなるのか期待。
 
 
梅田芸術劇場シアタードラマシティ
舞台:ナルステ再演、ダイステ、TSCPP
アクセス:JR大阪駅、阪急梅田駅 他
キャパ:898席
 
上のメインホールの下にあります。座席は1階席のみです。私は真ん中通路から前にしか座ったことないけど、どこも観やすいしサイドでもそこまで見切れない印象(最前とかは不明)ロビーもそこそこ広いからお花も並んでるし、物販もそこまで混んでません。ただ椅子は少ないから食べてから入ったほうが良いかもです。地下にあるので当日券並ぶのが屋内なのも個人的に助かる。メインホール同様、梅田なので時間は無限に潰せます。劇場からそこまで離れたくないなって方は目の前にスタバ・TBS・LOFT・ジュンク堂があります。
 
 
舞台:ドリライ2016、ペダステ
アクセス:本町駅、心斎橋駅
キャパ:2400席
 
ここは定期圏内で仕事終わりでも超余裕で行けるからいいんだけど、とにかく椅子が腰に悪い。もはや下腹部に異常を感じる勢いです…ここでマチソワはきついかもしれません。ただ最前でも舞台まで距離が合って観やすそうです(最前入ったことないですが)5列目くらいは段差がないのでとにかく見辛いです。というか見えない。反対側に行かれるともはや舞台上に誰もいない事件が起きた。2階席は舞台が近くて見やすいです。3階席は入ったことないです。本町周辺なだけあってお店は多いですけど、なんせオフィス街なんで土日は結構閉まってます。お店に入りたいなら歩くけど心斎橋のほうに行った方が良さげです。コンビニはこれでもかってくらい周りにあるんで食料調達には困りません。劇場目の前には公園もあるので真夏か真冬でなければそこで過ごすのもありかもです。物販は基本的に外(というかチケットもぎりの前です)観劇後のマチソワ間物販なら中に列形成も。ペダステは何故か毎度めちゃくちゃ並ぶのが謎。
 
 
舞台:キャバレー
アクセス:地下鉄肥後橋
キャパ:2700席
 
とにかく広い!一体何人来てるんだろう?!ってびっくりしました。2階席しか入ったことないけど、全体を観るには良い席でした。サイドの席とかBOX席とかいつかは入ってみたいなぁ。BOX席は覗いた限りかなりサイドシートだったけど2人席なのがうらやましい。今度ここでレミゼがあるのでめっちゃ楽しみです。ちなみにここでチケットフォルダ―落としましたが無事に帰ってきました。その時はスタッフの方も対応良かったし迅速だったので、ただただ感謝です。
 
 
舞台:ザサーカスアクセス:地下鉄西梅田駅
キャパ:912席
 
1度しか観たことないからあまり印象に残ってないですが…黒い!というイメージ。劇場内の壁が黒くて、そんな劇場他になかったのでびっくりです。椅子は固い印象。1階席しか入ったことないけれど2階席まであります。ロビーはお花も出せてたけど結構狭いです。駅の地下から直結して行けますし、ビル内にあるので食事もできます。今度ここでチャーリー・ブラウンやるんですけど観に行くか検討中です。ちなみに阪急梅田もJR大阪も地下鉄御堂筋梅田も西梅田も東梅田も阪神梅田も全部繋がってます。新幹線が止まるのはJR新大阪駅でJR大阪から一駅いったところなのでその辺はちょっと不便ですね。
 
 
舞台:ダイステ
アクセス:JR環状線・地下鉄森ノ宮
キャパ:1030席
 
正直記憶が薄い…椅子はあんまり良くなかった気がするけど激走して会場入りしたせいかも?気のせいではなかった。背中を完全に預けきれない謎の角度の椅子です。例えるならジェットコースターで上にのぼっていってる途中って感じです。ロビーはそこそこ広いけど周りには店が少ないのでマチソワみんなどうやって過ごしてるんだろう。ロビーはそんなに広くないし目の前にキューズモールがありました。劇場の半券を持ってると何かと割引があるみたいなのでそこで時間は潰せます。少し歩くと大阪城ホールがあるので時間があれば観光がてら行ってもよいかもです。記憶が薄かったけど改めて行った感想としてはここに通うのはきついかも。
 
 
舞台:また逢おうと竜馬は言った、青春鉄道2
アクセス:JR・地下鉄新神戸駅
キャパ:693席
 
キャパはまあそこそこですが、椅子の座り心地も良くて観やすいしアクセス以外は好きな劇場です。遠征組やキャスト陣からすると新幹線止まるのでアクセスもいいのかなあ。個人的には三宮から一駅くるのが面倒臭い。あと劇場のあるオリエンタルシティの廃れ具合が怖い…一応ご飯を食べるところもありますがなんせ人が少ないのでどこに入るか迷う。やってる?レベル。でもマチソワ過ごそうと思えば時間は潰せるのかな?三宮でご飯は食べることを勧めます。2・3階では観たことないけれど1階は舞台が近く感じて観やすいし観るなら1階で是非!見た感じ2階席も観やすそうな感じです。いつか入ってみたいなぁ。ロビーはかなり狭いので物販はかなり並ぶ。某歌王子がここでやるみたいだけれど大変そうだ。
 
 
アクセス:阪急西宮北口駅
キャパ:800席
 
好きな劇場の1つです。まず駅から直結で初めてでも行けるし雨も関係なしで素晴らしい。ロビーはそこまで広くないけれど高級感があって良いですし、スタッフもしっかりしてます。1階席は舞台がかなり近くて、前回はI列だったけれど双眼鏡不用で肉眼で表情までかなりしっかり見れました。椅子はまあまあ固いですが休憩があれば大丈夫です。大阪からだと阪急線で15分くらい。西北なので周辺は栄えてますし、マチソワでも時間はいくらでも潰せます。今度ここで春のめざめやるんで観に行きたいんだけど予定と相談だ。めちゃくちゃ良い劇場だったからここでとにかく舞台が観たい。
 
 
舞台:黒執事ザサーカスアクセス:阪神尼崎駅
キャパ:1820席
 
こちらも駅から直結ですが、少し歩きますので時間には余裕を持って向かうことをオススメします。駅前はまあまあ栄えていますので、ご飯には困りません。ロビーも広くて劇場内も広いです。こちらは1階席下手しか座ったことないですが見切れはなかった。高級感もあって好きな劇場だなぁ。全体的に兵庫の劇場が好き。梅田からも阪神線で行けるので遠征組も何かとアクセスも良いかと思います。(阪神線なのでまあ利用者は癖ある方多いかもですがもにょもにょ…)とにかく黒執事のセットの世界観とこの劇場が合ってた気がする。他の舞台もここで観てみたいなぁ。
 
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今回は関西で主に使われそうな劇場をピックアップしてみました。私の印象なので参考になるかは分かりませんが、遠征される方の役に立てれば幸いです。個人的に関西の劇場ってアクセス・観やすさ共にいい劇場が多いと思っています。遠征だと東京はTDCホール・ブルーシアター、愛知はビレッジホール、フォレストホール、センチュリーホールしか入ったことないので他の劇場でも観てみたいです。関西の劇場は素敵な劇場が多いので是非遠征に!

3/16 ミュージカル アルジャーノンに花束を 大千秋楽

 

**劇場**
兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール(兵庫) 阪急西宮北口駅から直結!南改札からすぐでした。助かる~~!!!ホールから漂う重厚感…こういう雰囲気好きです。素晴らしい舞台を観に来たんだ…って感じられる。1階席は後方席でも舞台全体が綺麗に観えてむしろ全体把握するには良いのではないでしょうか。私は真ん中あたりの席でしたが、表情まではっきり見えて双眼鏡不要でした。椅子はやや固め、でも休憩を挟めば大丈夫です。そして段差列はしっかり段差があるので前の席の人は全く被りません。視界面でこんなにストレスフリーで観るのは最前入った時以来です。スタッフも多いししっかりしていて良い劇場と出会ったなぁ。
 
▼キャスト感想
(※敬称略・ネタバレ含)
個人の感想ですので気になる方はリターン願います。
 
*矢田悠祐(チャーリィ・ゴードン役)
初主演おめでとうございます!!母の推しである矢田ちゃんの舞台はいつも観に行ってます。今回は初主演ということで本当に楽しみにしていました~!!でも矢田ちゃんコンディションは良くなかったのかな?喉も痛めてるようで心配しました。決して矢田ちゃんの現場を数多く入っているわけではないですけれど、矢田ちゃんでもこんなことあるんだ… でも贔屓目ではなく、そういうコンディションの中でも素晴らしい演技をみせてくれました。手術前と後の演じ分け、もう声から表情から違っていて。特にNY~ラストへ向けての恐怖絶望諦観羨望、たくさんの気持ちが渦巻いているチャーリー、後半はもう喉も限界だったのかもしれないです、台詞途中に咳き込んでいたり。でも台詞や息遣いに感情が乗っていて、憑りつかれているといってもいい演技でした。ラスト知能は元に戻ってしまったけれど笑顔を取り戻したチャーリーが本当に美しくて眩しくて尊くて。こんなに誰かを眩しくて観ていられないって思ったのは初めてかもしれない…!
 
*蒼乃夕妃(フェイ・リルマン役)
フェイみたいに女であることを武器にして人生を謳歌している!っていうキャラ大好き~!とにかく可愛い!こういう生き方は絶対できないけど憧れます。2幕はどうしても重い雰囲気なんだけれど、フェイもシーンは楽しくて観てるだけで元気がもらえる。
 
*皆木麻帆(現ノーマ役)
声がかわいい!全員で歌っていても声が聞こえる!素晴らしい舞台女優さんって感じでした。経歴見たら元アニーだそうです。そりゃすごいですよね!
 
*吉田萌美(回想ノーマ役)
メスネズミのミニィとってもかわいかったです。アルジャーノンと踊っている時はついつい目がそちらに。
 
*和田泰右(バード役)
なんだこのイケメン…!!!!もちろん存在は知っていたし公式Twitterでも観ていたけれど、実物イケメン過ぎる~!!そして声もいい!はぁ~また新たなイケメンの存在を確認してしまった。歌も上手いし声がいい!(2回目)
 
*長澤風海(アルジャーノン役)
これまたすごい方を発見してしまった。一体どこのどなたなんでしょう?!あんなにずっと踊っているのに音がしない。小柄で可愛らしいのに軽々と矢田ちゃんを持ち上げていました。2幕で狂暴になってしまうアルジャーノンの表現力も素晴らしい。終演後感想をエゴサしていたら、この方のファンの人たくさんいて。人気と実力のある方なんですね。出会いに感謝です。
 
*戸井勝海(ストラウス博士役)
*小林遼介(ニーマー教授役)
全員そうですけど舞台上で着替えつつ色々な役兼務してて本当に凄い。特にこの2人は兼務の役のふり幅が大きかったのにすぐ切替えてたんですよ。教授からパン屋って…!(笑)歌も上手いしハモリも聴いてて気持ちがいい。
 
*水 夏希(キニアン先生役)
矢田ちゃんの喉が安定してなかった分、キニアン先生の台詞や歌は安心して聞けました。当たり前だろうけど歌はもちろんうまいし、台詞の一言めの発声がとても心地いい。スルスル頭に入ってくるんです。これは舞台を観てる上で本当に大切だしありがたい。舞台って巻き戻せないし、今なんて言った?!って思ってたら場面は進むし、台詞が聞き取れないってストレスですよね。あと個人的にいつも気になっているんですけれど、元宝塚の人の「〇〇受付」っていうのあるじゃないですか。あれが一体何なのか気になっています。無知ですみません。ご存じの方いればご教示下さい。
 
▼感想
 
最近気づいたんですが、私ストーリーあらかた頭に入れてないと舞台に集中できないタイプでした。話知らないとどうなるんだ?いつまで続くんだ?ってかなり考えてしまうんですよね。それが普通だと思うんだけれど、終着点を知ってる方が安心して見れます。だから舞台も2回以上観るようにしてるんですが、今回は兵庫公演1回限りということなので原作を予習して臨みました。原作は最初はひらがなで読むのは大変だし、知能が高くなると言ってること分からないし(笑)あと結構性に関する台詞やシーンも多くて、これ矢田ちゃんがするの?って不安もありつつそもそもこれどうやってミュージカルにするんだろうって期待もありつつでした。
まずこの舞台暗転がない!ずっと舞台に誰かがいて真っ暗にならないです。すごいですね、私が観てきた舞台の中でこんなことは初めてでした。暗転がない分、矢田ちゃんは出ずっぱりです。矢田ちゃんにお水を!と何度思ったか。暗転多いと集中が切れてストレスにもなるのですが、これはある意味ずっと集中モードで観るので疲れます。(こればかりはチョコを持参した自分を褒めたい)でも世界観に集中して入り込めて、自分 対 舞台 でずっと観れるんです。他の客に意識が行かない。 そのせいか観客も私語や物音も少なかったように感じました。これは発見です。
台詞のような歌のような、なんとも難しそうな歌ばかりでした。それにずっと誰かが舞台にいてメインの2人以外は役の兼務も多くて場面の切り替えも多かったのに全部自然に観ることができました。照明の使い方かな?演出が素晴らしいです。歌は同じようなメロディが何度も出てくるのにその時によって歌詞が違う、けどメロディは一緒だから耳に馴染んできて楽しかったなぁ。ミュージカルは歌覚えてきてからが一層楽しめるものだと思ってるから1回しか観れない今回は助かりました。
上にも書いたように矢田ちゃんは喉が潰れていて本来の実力は出せていなかったけれども役として歌う>うまく歌う、という感じできっともっとうまく歌えるんだろうけど役に入り込んでました。そして音楽は生演奏です!もう豪華すぎる!!
原作を読んだ時はラストで、ん?!結局どうなった?という感じで(理解力が乏しくてすみません)舞台だとその私の理解力のなさを演出照明役者の素晴らしい演技で十二分に補って頂きました。 本当にラストの矢田チャーリーがもう美しすぎてこの世の物とは思えない尊さ… チャーリーに待っているのは「死」なんだなぁと。それでも「賢くなれて嬉しかった」と無邪気に伝える姿が辛いけれど強くてかっこよくて。原作よりもチャーリーのことを最初から「モルモット」「実験」と言い切ったことが、このラストを演出していたと思います。
きっとセットとストーリーがリンクしていたり、それぞれの表情だったり、もっと細かいところまで観たかったなぁ。1回じゃストーリー理解が精いっぱいでした。東京も観た人の感想だと、演出が変わったり矢田ちゃんの演技も日に日に変わっていったそうでまさにチャーリーじゃないか!と思ったり。東京では歌どうだったのかな?万全な状態のものも観たいけど話は重いからDVD買っても繰り返し見るのはつらいかな。でもせめてCDだけでも欲しい~!お願いします!!そしてカテコで矢田ちゃんも言ってましたが是非再演お願いします!他の役者の方も矢田ちゃんを見守っているのが演技からも最後の挨拶からも伝わってきてこんな素晴らしい舞台で主演するなんて…本当に矢田ちゃんすごい。最後はスタオべ、真ん中に立つ矢田ちゃんに素晴らしい景色を見せることができて嬉しいです。それ以上にこちらは素晴らしいものを見せてもらったので本当に感謝感謝です!帰りは母と矢田ちゃんにはもう手の届かないくらい上へ上へ登っていって欲しいねって話しました。
 
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毎度長いかつ観てない人には伝わらない感想で申し訳ないです。いつもアクセス頂いている方、ありがとうございます。(デザイン変えようかなと思いつつ、定まらないままです。) 

応援スタンス

これ色んな方の読むのとても楽しかったです。ありがとうございました。
俳優というより舞台に対する私の応援スタンスです。興味のある方がいらっしゃるのか疑問ですが、興味の持って下さった方よかったら読んでいって下さい。
 
▼基本情報
 
20代後半/関西住み/ほぼ定時上がり・土日祝休みのOL
舞台観劇は基本的に母と行きます。
 
学生時にテニミュ2nd氷帝をきっかけに2.5舞台デビュー
テニミュを中心に2.5舞台は観に行きます。基本的にスポーツを頑張ってる少年が好き。逆に歴史もの(殺陣系)は苦手、というかあまり興味が持てない。今年は東宝系ミュージカルにも興味を持ってきたのでそちらにも手を伸ばしていきたいと思いつつ…この公演を自分がどのくらい観たくなるかがわからないので自分の中のチケット戦略がまだわからなくて模索中です。
 
▼推しについて
 
基本的に忍足岳人/氷帝キャストを応援しています。テニミュ2ndの時は推しがいたんですけど炎上をきっかけに降りて(本人よりもそれ以上に事務所の対応が最悪だったので)それに懲りてからは積極的に推しは作らないようにしています。若い頃は氷帝氷帝!だったんですけど3rdになったからはみんな尊い派に移りつつあります(私も大人になったのかな)DDや茶の間とは違うと自分では思ってるんですけどどうでしょう。
 
▼好きになる基準
 
上にも挙げましたが、基本的に忍足岳人/氷帝キャストが好きです。とにかく忍足が大好きすぎる。言うなれば忍足推しです。じゃあ忍足を演じるなら誰でもいいのか…?!と自分の中で考えたこともありますが現キャスト含め今までのキャストの忍足に対する考えや解釈が納得できるもので忍足を演じる上での努力も見えることに最大限感謝や尊敬する上で応援できるので毎回この人が忍足でよかったなあって思っています。舞台上では忍足より岳人のほうが観てて楽しいのでつい目で追っちゃいますが。他にいいなって思う人は、鯨井康介さん/上田悠介さん/吉村駿作さん  イケメン美少年系より男前な人が好きみたいです。クラスにいたら男女問わず好かれてそうな内面の良さが顔に出ている人好きです。
 
▼舞台を観に行く基準
 
原作>関西>キャスト>演出脚本
推し!がいない分テニミュ以外で遠征はほぼないです。スポーツ少年大好きなので好きな原作で関西で公演があれば結構な確率でチケット取ります。舞台でのキャストビジュアルは絶大な信頼を寄せてる部分がありますので知らないキャストでも全然平気です。言ってもテニミュ観てると見知ったキャストばかりですが。母は推しがいるので、母の推し舞台についていくことも多々あります。
 
▼グッズを買う基準
 
パンフレット/好きなキャラがいればブロマイド
テニミュだと忍足岳人・ペダステだと手嶋青八木)
グッズ買うお金があればその分のお金でもう1公演観たい派です。トレーディング系は1つあればいい・今すぐ欲しいわけじゃないので公演終了したらまったり譲渡探します。
 
▼雑誌を買う基準
 
興味のある対談系があれば買います。写真にあまり魅力を感じないので昔から写真集とかも買わないです。かっこいい写真より、その人がどんなことを考えてるのかの方が気になります。
 
▼舞台以外のイベント/遠征に行く基準
 
イベント系は関西であって楽しそうだなって思って一般販売になってもチケットありそうなら行きます。テニミュは遠征します。基本的に大阪愛知公演、取れれば東京。地方ネタや成長もあるし、会場によって見え方とかも違うから色んなところで観たいです。全氷は福岡か宮城にも行きたいけどその頃は何してるかなあ。
 
▼映像系を買う基準
 
テニミュは買います。全景あるのは大きい…
あとはダイステ/ペダステ/黒執事とか。原作でそこのストーリーが好きだったら買います。最近はWOWOWやスカパーに加入したのでいつかやりそうだな~その時でいいやって思ったら買わないっていうのが1つの基準になりつつあります。DVDになるのって2.5舞台では当たり前だけど、他では当たり前じゃないんですね。東宝系ミュージカルとかあんなに素晴らしいのに何度も見返したいのに…!ロミジュリ2017せめてCDだけでも出ませんか?
 
▼プレゼント/手紙について
 
昔はプレゼントもしてたし、使ってくれてるのも確認できてたけど降りてからはやめました。今はそのお金で公演入ります。基本自分中心なんで自分が楽しむこと優先。手紙は自作したハガキサイズの手紙1枚を1公演に1~2回くらい出します。書きたいことは色々ありますが読むのも大変かな~と思うのでハガキサイズ。認知して欲しいわけではないですけど、作るのは楽しいので自作で。話は変わるかもですが、色紙ってどうなんですかね。個人的にどう保管してるのか気になります。
 
▼普段の考動
 
Twitterは鍵垢/取引垢
RTかいいねのみで俳優にリプはしません。色々なところで繋がって下さった方もいますがほぼ絡みません。すみません。カレンダー通りのほぼ定時あがり社会人なので舞台の予定はすこぶる入れやすいです。仕事・給与面には不満大ありですが、舞台追ってる限り先の予定が入れやすいって最重要ですよね。休みの日は1ヵ月の割合、舞台:友達:完全オフで5:4:1って感じです。割とアクティブめな趣味もありそちらの友人もいるのでその予定もあります。ただ舞台のおかげで半年先の予定が埋まってるのザラなんでよく不満を言われます。
 
▼同担について
 
推しがいないので何とも言えないですが積極的に繋がろうとは思いません。痛バとか画像加工して繋がりたいタグ流す人とかは苦手です。あと現場でたむろって目立ってる集団も。某タレントさんがある番組で「スケジュールと予算と価値観が合う友達ってほぼいない」って言ってましたが本当にその通りだと思います。最初は良くても段々モチベとか変わってくるんですよね。情報とかチケ取りに対して相手が受け身になってくると付き合うのしんどくなります。今は母がテニミュにはまって同じモチベで一緒にオタ活できてるんで楽しいです。家に自分と同じモチベのオタクいるってめっちゃ楽だし楽しいです。
 
▼ファッションについて
 
一応社会人なので身なりには気を遣っています。観劇の時はA4パンフ・チラシの入るリュック・ユニクロのウルトラライトダウン必須。ユニクロは畳んで袋に入れられるので観劇中邪魔にならず音も立てずに済むので良いですよ!背中やお尻に敷かれると視界の邪魔になるので、これもっと広まったらいいなあ。まあユニクロなのでオシャレかは疑問ですが、舞台を観に行ってるのであって観られに行ってるわけじゃないので、許容範囲かなって感じです。日頃はちゃんとしたもの着ています。
 
▼総合的な応援スタンス
 
テニミュ/忍足岳人/氷帝を中心に2.5舞台
推しは積極的に作らず今の感じを楽しんでいきたいです。昔は推しの為に!とか無限回収!とか義務感にもなりしんどいこともあったので他の方のブログ読んでて共感できます。何事も基本的に文句言うならお金を落としてからって決めてるので自分がお金を払ったものにしか文句言いませんし、お金落とさず茶の間で尊い~もしません。私は私の楽しいことの為にお金と時間を使って趣味として観劇していこうと思います。

3/1 ミュージカル ロミオ&ジュリエット(夜)

**劇場**

梅田芸術劇場メインホール(大阪)1階席最後列
かなり下手だったけど1番後ろだったし気楽に観れました。ロミオが下手から出てきたときは思わず「プリンス…!!」って。照明も綺麗だし本当に観やすい劇場だ~!古川くん効果なのか今回は可愛い女の子のお客さん多め。
 
▼キャスト感想(Wキャストのみ)
(※敬称略・推しに片寄り・ネタバレ含)
個人の感想ですので気になる方はリターン願います。
 
*古川雄大(ロミオ役)
第一印象は「このロミオは遊んでるな」です(笑)大野ロミオがキラキラバブなロミオだったけど、古川ロミオはベンヴォーリオ・マーキューシオと親に隠れて多少は悪いこと(?)もして遊んできたんじゃ…?って感じでした。多分ヴェローナ中の女をたぶらかしてます!でもチャラい軽いって意味ではなく。いいところの坊ちゃんで天性のモテ男って感じでイメージは花男のF4的な感じです。ベンヴォーリオとも対等に悪友って感じでした!2人とも楽しそうだったなあ。古川ロミオの陰の表現力はさすがでほんっっと~~に素晴らしかった!!「僕は怖い」は確かに忍び寄る死を感じ取ってたな。死とのダンスの表現力も…歌声も儚いけど力強くて、ソロはさすがでした。ダンスも歌も大野ロミオにはない表現力で素晴らしかったです。その分実際のロミオの年齢よりはもっと上に見えました。
 
*生田絵梨花(ジュリエット役)
やっぱり可愛くてキラキラしてた。2度目の観劇ってこともあって歌詞の1つ1つも意味を考えて聴くことができたから、より聴き入ってしまった~!古川くんが歌声が響くから生ちゃんも結構大きく声を張って歌ってました。ティボルトもあんな大人たちに囲まれた一家の中でこんな可愛い「天使」がいたらそりゃ好きになるし、唯一の癒しだったんだろうな、うん納得。
 
*馬場 徹(ベンヴォーリオ役)
大野ロミオの時はとにかく聖母って感じで、ロミオの兄貴分なイメージを持ったけど古川ロミオに対しては子供のころからの悪友って感じで夫人に対する「親の躾がいいから」って言うのもちょっと皮肉ぽさも感じました。ティボルトの死のあとの励ましも、古川ロミオは自分のやってしまったことの重大さをわかってる割としっかりとした嘆きだったから、大野ロミオの時にみたいに子供をあやす感じではなかったな。こういう演じ分けを観られるのも、Wキャストである醍醐味だなあ。
 
*小野賢章(マーキューシオ役)
ベンとのハモりがめちゃくちゃ綺麗でした!最後の死のシーンでは怒りと悲しみの配分で言えば、こちらは悲しみの割合の方が多かった気がします。平マーキューシオの時はキャピュレットもモンタギューも滅んでしまえ!っていう台詞賢章マーキューシオはジュリエットを愛しぬけよ…っていう台詞が心に残りました。
 
*渡辺大輔(ティボルト役)
アダルティ…!キャピュレット夫人との関係、めっちゃ想像してしまった…(笑)広瀬ティボの時は「甥に手だすとかまじか…」って思ったけど渡辺ティボと関係持ってしまうのは納得!夫を愛せない状況でこの人いたらいってしまうわ(笑)そして歌がうまい!こちらも怒りと悲しみの割合だと悲しみ(絶望諦め)って感じがしたかな。広瀬ティボは怒り憎しみって感じで真っ赤なイメージだったけどこちらはこの家に生まれてモンタギューへの恨みは大人たちに(強制的に)植えつけられたものでももうもう逃れられないし自分はこの生き方しかないって感じ。
 
*大貫勇輔(死役)
序章での踊りを見た瞬間に「イケメンだ」って思いました(笑)ただ古川ロミオを双眼鏡でロックオンしてたので、いつも気が付けば死がいて去っているという…カテコでは素晴らしいダンスを見せてくれました~!!
 
▼感想
 
トーリーが頭に入ってるから一層楽しめました。歌も覚えてきて聴いていて楽しかったなあ。「世界の王」めっちゃ楽しい!!Wキャスト全員は観られず残念だけど、同じキャストでも相手が違うとこうなるっていうのも感じることができて楽しかったです。
でも木下ジュリエットを観ることができなかったのは本当に残念…これCDとか出ないのかな?聴きたいよ~!!
 
せっかくなので両ロミオの印象も残しておきます。
 
★大野ロミオ
前回観たときのキラキラに加えてバブも付け足します。いい意味で本当に子ども!純粋無垢ピュアは彼のためにある言葉だ…今まで恋をしたことがなくて(ヴェローナ中の女をたぶらかしたようだけど)でも自分の為だけに生まれてきた運命の人がいるって信じててそれでやっっと出会えた運命の人ジュリエット!!!!って感じ。多分このロミオは遊びの恋というよりは「君とは付き合えないよ、だって僕の運命の人じゃないでしょ?」って真顔で言ってプライド高い女子を傷つけてきたんだ(笑)=たぶらかしてきた。「僕はそんなつもりないよ!!」って言うのも多分まじだなあ(笑)罪な男だなあ。だからバルコニーにジュリエットが「その名はロミオ」って言った時もめちゃくちゃ嬉しそうな顔してた。このロミジュリは「セカチュー」の2人と似たものを感じました。
大人たちに反対されて、でも自分たちの愛は本物でなんだって出来るって信じてて。
2人ともキラキラしてて本当にバランスがよかったなあ。2人が出会って世界がパアアって明るくなるのが見えました。最後本当にこの2人死ぬの?ハッピーエンドにしてあげれない?!って願っちゃうロミジュリコンビ。
 
☆古川ロミオ
このロミオはヴェローナ中の女を確実にたぶらかしてる~~~!(笑)でも嫌な奴じゃなくて爽やかイケメンなのでタチが悪い!今までたくさんの女と遊んできて、その中で自分を本気にさせてくれる女性に出会えなくてでも運命の人なんて本当にいるのかな…でやっっと出会えたジュリエット…!って感じ。ジュリエットとの恋も本当はいけないものだとどこかで分かっててだから一層、何か(死)が自分に近づいているのも感じ取ってる繊細なロミオ。死がいつも2人につきまとってるんですよね。だからそれを察してるロミオの方が少し大人で、そこの表現力が素晴らしすぎました。今までロミジュリ観たことない私が漠然に思っていたのはこっちのロミジュリでした。なんとなく陰なイメージがどこか漂ってて、観ててきっとこの2人ハッピーエンドで終われないんだろうなあって察してしまう感じ。
 
長々と私の主観で感想を書いてしまいましたがどちらがどうっていうわけではなく本当に2度観てよかったなあって思いました。同じ話なのに演じる人が違うとこうも印象が違うんですね。すごいなあ…ミュージカル!!でもその分木下ジュリエットが観れなくて悔しい…